岩松先生臨床指導②
5月21日(土)の外来時間に岩松均先生(高岡介護老人保健施設 長寿苑)をお招きして、
各セラピストが評価・治療技術向上を目的に臨床指導を行っていただきました。
今回は、その中で1例を挙げて評価や治療を紹介します。
診断名 |
拘縮肩 |
訴え |
服を着る時に手を後ろに回しにくい。 |
評価 |
骨盤まで手を回すことができない。 肩の上側〜外側が痛い。 |
治療 |
①脇の下(肩甲下筋)の緊張を緩める。 ②鎖骨や肩甲骨を徒手で動かす。 ③手を背中に当てて、 腰骨に沿って手を挙げていく。 |
岩松先生の治療後 |
骨盤(治療前)よりも5cm上まで手を回すことが できた。 痛みも軽減した(治療前の2~3割ぐらい)。 |
岩松先生の治療後は、「症状が楽になった」、「動かしやすくなった」という声が多く聞かれました。
また、岩松先生は患者さんができるようになると、「上手くなったね」と一声かけており、
より患者さんのモチベーションを高めながら治療にあたっていました。
今回、教えていただいた評価や治療を今後も活かして、多くの方の訴えの改善を図っていきたいと思います。