運動療法

運動療法とは、治療部分の運動機能回復とともに全身の協調性を高める治療です。


運動療法前には、関節の動く範囲、筋力、協調性などの改善による再発防止、怪我のしにくい身体づくりを念頭に置いたメディカルチェックが行われます。

その結果から知識と経験のあるトレーナーが一人一人に合わせた運動プログラムを作成します。
作成に際しては、患者さんが「楽しく行うこと」もとても大切だと考えでいます。運動プログラムは、どのような運動を、どのくらいの負荷をかけ、どのくらいの時間行うかを、回復状態をみながら件成・更新していきます。その際、運動療法の目的を理解し、正しい方法で継続して実施できるような工夫・配慮が重要であると考えています。

治療部分の運動機能回復とともに、有酸素運動、適度な筋力トレーニング、ストレッチにより左右均等に全身を使う持久的全身運動も重要です。

全身バランスなどから、患者さんの動きの癖、機能が低下している部分なども確認し、今後のトレーニング方針、個々の状態に適した動かし方のアドバイスも行っています。運動療法前後のストレッチも大切です。運動前に全身の筋肉を伸ばし、関節を柔軟にすることで血行を促進し、体温も上昇し、効果的な運動が素早く行えます。運動後は、緊張し筋肉の疲労を和らげ、回復を早めます。
 

またそれぞれのスタッフは専門を持ち、リハビリテーション治療と同時に痛んでいる部位の再発予防に努めます。

全身からくるものであれば全身の運動療法を指導して、同じく再発予防を目指します。
例えばピラティスを用いて腰痛に効くと考えられている内在筋の運動療法を行うなど、
整形外科ではほとんど行われていなかった治療にも積極的に取り組み成果を上げています。


 

―再発予防への挑戦―


■全体の協調性
治療部分と全体的な問題も意識しています。

■個別プログラム
11人に合わせた運動プログラムの作成。

■予防的観点
再発予防へのアドバイスをしています。


 

パーソナルコンディショニングセンター

医療法人アレックスが運営する、

疾病予防のための運動療法施設です。

正しい姿勢と歩き方からもっと動けるカラダが生まれます。

あなたは正しい姿勢で立ち、歩いていますか?
どんな目的の身体作りでも、まず姿勢が正しくないと関節や筋肉に対して負担がかかり、期待できる機能向上を得にくいみのです。
そこで、身体の状態を正しく整えるコンディショニングが効果的です。
AR-Ex パーソナルコンディショニングセンター(PCC)は、最新のスポーツ医学知識をベースにした「姿勢」「歩行」の改善から始まるパーソナル指導のコンディショニングで、あなたのパフォーマンスを最大限に高めていきます。

パーソナルコンディショニングの3大ポイント

①シンメトリー(対称性)なカラダを作る

ケガや慢性痛などの多くは、姿勢不良や本来あるべき対照的な機能を持ち合わせているはずのカラダが崩れてくることにより起こると考えられています。良い姿勢作り、ケガや慢性痛の治療、スポーツのパフォーマンス向上、ダイエットも全てここからスタートします。

②カラダの軸を作る

コアやピラーと言われている、カラダの軸となる中心部分のコンディショニングを行います。

③正常な運動連鎖を構築する

シンメトリーなカラダをベースにして、正常な運動連鎖を構築していきます。


全身のコンディショニング

PCCは、日常の身体作りから、スポーツ・仕事への早期復帰、再発予防まで、個々の目的に合わせたコンディショニングを行います。医療機関と連携して行う運動療法を通して。全身の歪みを解消することにより、特定の部位に加わるストレスを和らげ、痛みを改善していくことが可能と考えます。
また、復帰時に現場で動作指導ゆ再発の予防まで積極的に行います。

PCC
2016/02/04