先天性股関節脱臼(股疾患)
〜下記の内容は疾患ごとの一般的な内容です〜 下記は      様オリジナルの内容です。
  せんてんせいこかんせつだっきゅう
 先天性股関節脱臼
新生児〜幼児期で確認される

・股節の開きが悪い!
・左右の太もものしわの数が違う!
・左右の脚の長さが違う!
・股関節を動かすときに音が鳴る!

 通常、新生児検診で医師がチェックしています。親御さんから見て異常を感じた場合は直接整形外科へ診察に来られるか、健診時に保健師さんに相談することをお薦めします。
 外傷(けが)や関節の炎症などによる病的な脱臼ではなく、生まれた時から太ももの骨の上端が脱臼している状態(関節包内脱臼)のことを言います。比較的、女児に多くみられます。

様々な原因が考えられています。
1)遺伝的素因
2)子宮内の姿勢異常→骨盤位分娩児に多い
3)出産時の母体のエストロゲン(関節弛緩を促進)分泌亢進の影響
4)出生後の持続的脚伸展位の強制…昔、昆布巻きオムツの習慣がある地方で発生率が高いと言われていた
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