腰椎椎間板ヘルニア
【どんな症状がでるの?】
腰痛、下半身の痛み、痺れ
・せき、くしゃみをすると痛い
・中腰や身体を捻ると痛い
・足の力が入らない、感覚が鈍い
身体を前傾させる動作で一番症状が出ます。

【知っておきたい知識】
男女比は2:3で男性が多いと報告されており、20~40歳代に好発します。
5つある腰椎の4番目と5番目の間5番目と仙骨の間で起こりやすい。
事務作業者と比較し重労働者に発生率が高く、とくにドライバー、金属・機械労働者に高い傾向がみられます。
喫煙は、腰椎椎間板ヘルニアの発症リスクが約20%高くなるともいわれています。
変形性腰椎症
【どんな症状がでるの?】
・腰痛
・お尻の痛み
・もも裏にかけての痛み

日常生活や仕事で重い物を持ち上げる動作
床に落ちている物を拾う・顔を洗うなどの前かがみでの動作
クシャミなどの不意の動作
急に腰を捻る様な動作などが原因で起こります。 

変形性腰痛症は一度のきっかけでなく慢性的に痛みを訴えることが多い
長年にわたって蓄積された動作が変形を促してしまうこともある
変形すると姿勢も変化し筋肉の緊張が生まれる
その筋肉の緊張が痛みを引き起こすこともある

腰椎分離症
腰椎分離症とは腰椎の一部が疲労骨折した状態のこと。

【どんな症状が出るの?】
・腰をそると痛い
・腰を捻ると痛い
・ずっと座っていると痛い
・スポーツ動作中の腰の痛み捻り動作や反る動作で特に痛い
例)サッカー:キックバレーボール:スパイク体操:捻り動作
悪化すると… 歩くだけで痛い!前かがみでも痛い!下半身にシビレや違和感がある!

【考えられる原因は?】
・スポーツ動作で繰り返される腰部へのストレス
・スポーツの体を反る動作、捻る動作
・骨粗鬆症のある方
・先天性の腰部疾患のある方

【腰椎分離症とは?】
10-17歳に好発する腰痛(ピークは14歳頃)
男女比:男性(7.9%)>女性(3.9%)

【腰椎分離症の今後のリスク】
腰椎分離症は片側もしくは両側に発生する。
両側に発生している場合は10-30%で腰椎が前方へ滑る腰椎すべり症に進行する。

病期と骨癒合率、骨癒合期間


初期:94%(骨癒合率)
骨癒合期間:約3-4か月

進行期:27-67%(骨癒合率)
骨癒合期間:約4-6か月

終期:0%(骨癒合率)

 
腰部脊柱管狭窄症
【どんな症状がでるの?】
・歩いていて痛みがあり休んでしまう
・腰、お尻、脚への痛み、しびれ
・感覚が鈍い
・腰を反らすと痛い
前かがみや座っている姿勢が楽

背骨を作る椎骨には「脊柱管」という脊髄神経を通す管がある
「脊柱管」の両側には「神経孔」という孔があり脊髄神経から枝分かれした末梢神経を通す。
腰部脊柱管狭窄症はこの「脊柱管」もしくは「神経孔」が狭くなり
神経を圧迫する、血流が悪くなることで症状が出現します。
脊椎専門スタッフ
医師
江口 えぐち なお
関節: 脊椎   スポーツ: 競泳, 自転車競技  
セルフリハビリ方法
※症状に応じて無理はしない!

ハムストリングストレッチ


胸のストレッチ


体幹トレーニング




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