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超音波とは人間が音として聞くことができない高い周波数(20kHz以上)である。音とは物体の振動で、それが空気を振動させて伝わっていく。
超音波治療で使われる周波数は0.8〜3MHzで、この振動が体の中で熱エネルギーへと変換される。超音波治療では皮膚から2〜5cmの深さまで温めることができるので、ホットパックなどでは温めることのできない深さまで温めることが可能である。 |
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また非温熱モードにすることにより、温熱作用の効果と違った効果を出すことが可能である。組織や細胞を振動させることにより浮腫を軽減するといった使い方も、この超音波治療の特徴である
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[温熱モード]
・組織の伸展性を高める
・血流の改善を行い循環不全による疼痛緩和
・筋紡錘の緊張をなくし筋スパズムの改善
・骨格筋の収縮機能の改善
[非温熱モード]
・微細振動による細胞膜の透過性や活性度を改善させ、炎症の治癒を高める
・細胞間隙の組織液の運動を活発にし、浮腫を軽減 |
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当院では1MHzと3MHzを使い分けています。1MHzは1秒間に100万回、3MHzは1秒間に300万回のミクロマッサージ効果を発揮し、1MHzの方がより深部に効果が表れます。 |
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● 急性期の患者では非温熱モードを使い、慢性期の患者には温熱モードを使っていきます
● 超音波を使う時は導子にジェルを塗って使います(ジェルを介して患部に刺激を与えます)
● 当院では5〜10分ぐらい使用しております |
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・感染症をお持ちの方
・がんの方、または疑いがある方
・妊娠している方
・血栓性静脈炎の方
・出血がある方
・体内に金属を埋めている方 |
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・脳、脊髄には使用しないで下さい!!
・目に使用しないで下さい!!
※目の治療用の超音波もありますが、当院の物とは違いますので、当院の物では目に使用しないで下さい
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