三陽中学校男子バスケットボール部コンディショニング教室 活動報告

日時:H28/12/22(木)

開催期間:7:15~7:55
対象:三陽中学校 男子バスケットボール部 選手21名
内容:コンディショニング(ウォーミングアップ、ストレッチ指導)
担当:髙野 秀人 (長野整形外科クリニック)

 三陽中学校バスケットボールの顧問の先生より、選手のパフォーマンスをあげるにはどのようにすれば良いかといった相談を受け、
三陽中学校男子バスケットボール部を対象にコンディショニング教室を開催しました。

 コンディショニングとは?
コンディショニングには、体調や調子といった意味があります。
パフォーマンスをあげるためのコンディショニングという風に
スポーツ現場で用いられています。では、パフォーマンスをあげるには具体的にどうすればよいのか…
 “ケガを予防し、練習の質や量を維持すること”これがパフォーマンスアップの基本だと思います。
1月の大会を見据え、限られた期間の中で技術面のレベルを上げることは難しい…
今ある能力を最大限引き出すためのコンディショニング(ケガ予防)として
冷めないウォーミングアップ、疲労を残さないためのクールダウンの必要性をお伝えしてきました。

ストレッチには大きく2種類あります。それは静的ストレッチと動的ストレッチです。
静的ストレッチとはもっとも一般的なストレッチで、
筋肉をゆっくり伸ばして一定時間静止することです。柔軟性の改善には効果的ですが、
静止して行うため寒い時期は身体が冷めてしまうというデメリットがあります。

対する、動的ストレッチとは動きながら行うストレッチです。
動的ストレッチとして、もっとも有名なのが誰もが一度は経験しているであろう、
ラジオ体操です。筋肉の活動を活発にし、運動モードに切り替えることでケガ予防につながります。

 コンディショニング教室では、よりバスケットボールに必要な動作に焦点をあてた動的ストレッチを選手たちと一緒に行いました。
 選手たちの反応もよかったので、私も一緒になって動いていたために実際の写真を撮るタイミングを逃してしまいました…

 「熱心に話を聞いてくれた選手たち」

 最後に大腿後面の筋肉の柔軟性チェックとして立った状態から床まで手がつくかどうかを全員にやってもらいました。
21人中、指と床までの距離が 15cm以上が6人、20cm以上が2名でした。
教室に参加した選手全体のうちの38%が大腿後面の筋肉の硬さを抱えていました。
指と床の距離が 0cmであることがパフォーマンスアップに直接つながるとは言えませんが、ケガのリスクを減らすことはできます。

教室の最後に宿題としてストレッチをお伝えしてきました。今後選手たちがどう変わってくるか、楽しみです!

少しでも良いパフォーマンスで試合に臨めるように、日々の練習からコンディショニングを整えていきましょう!

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