第43回日本整形外科スポーツ医学会(JOSSM)参加報告

9月8日~9日に宮崎のシーガイアコンベンションセンターで開催された「第43回日本整形外科スポーツ医学会」に参加してきました。

私は『超音波診断装置を用いた足関節内反捻挫既往群と健常群における距骨下関節可動性の比較検討』というテーマで口述発表を行いました。

足関節内反捻挫はスポーツをする上で最も起こりやすい怪我の一つです。

足関節は距腿関節や距骨下関節からなります(下図)。

今回は距骨下関節に着目して、捻挫をしたことがない人(健常群)と何度も捻挫を繰り返している人(既往群)とでは、足部の距骨下関節が動く範囲に差があるのではないかと仮説を立て検証しました。

また、足の痛みや階段昇降時、走行時の不安定感(捻挫してしまいそうな感覚)などを質問用紙を用いて調査をしました。これを自覚的な不安定性とし、超音波を用いて計測した距骨下関節の可動性と関連するかどうかを検討しました。

研究の結果、既往群は健常群と比べて距骨下関節の可動性が大きく、また自覚的な不安定性も大きいことがわかりました。

発表後には、多くの先生方から質問や意見を頂きました。 頂いた意見を参考に今後も研究を継続し、患者さんに還元できるように研鑽を重ねていきたいと思います。


青柳 努
理学療法士