上腕二頭筋損傷・上腕二頭筋断裂

上腕二頭筋腱損傷・断裂 印刷用ページ
    じょうわんにとうきんけんそんしょう・だんれつ

肩の前側~二の腕の痛み

・肘を伸ばした状態で物を持ち上げると痛い!
・後ろに手を回すと痛い!
・投球時に痛い!
・じっとしてても肩の前側がジンジンうずくように痛い!

断裂の症状

・力こぶが肘近くにあるor反対側にある

『上腕二頭筋』とは力こぶの筋肉のことです。この筋肉は肘を曲げることの他に肩関節の動きも助けます。肘から肩にかけて付いていて、肩側では「長頭腱」「短頭腱」の2本に分かれます。「長頭腱」は結節間溝という骨の形状上狭い溝のように陥没したところに位置するため摩擦による影響を受けやすく「短頭腱」よりも負担がかかりやすいといえます。
力こぶの筋肉が働いて縮む時、また逆に伸ばされる時、細い腱の部分が牽引されます。そのような刺激が繰り返されることで徐々に傷つき、断裂してまうこともあります。しかし、炎症,損傷という状態よりも、断裂の状態の方が腱にかかる牽引力がなくなるため痛みが軽減する場合があります。また、この腱が断裂しても筋力には影響はありません。

単純レントゲン撮影の他に超音波検査(エコー検査)を行い、患部の状態を精密に診断します。

投薬・注射 患部の炎症を抑える
物理療法・徒手療法 筋肉の過緊張を和らげる
テーピング 筋肉の働きを助け負担を減らす
運動療法 筋肉を柔軟にし強くする
症状の改善がみられない 関節鏡視下手術
※『関節鏡視下手術』は傷が少なく済むため、従来の手術法よりも早期回復が可能です。