PRP治療(再生医療)

1. PRP治療 とは

PRP治療は自分の血液の血小板を利用する再生医療です。
PRPとはPlatelet Rich Plasmaの略で、多血小板血漿のことです。
多血小板血漿とは、血液中の血小板を濃縮して活性化したもので成長因子が多く含まれているため、組織の修復や炎症を抑える作用が期待できます。

PRP治療は近年スポーツ整形の領域で注目を集めている治療法です。
当院は長野県で数少ないPRP治療を行っているクリニックです。

2. PRP治療 の適応は?

膝の変形で悩んでいる方(変形性膝関節症)は、PRP治療の適応です。
特に下記の項目に当てはまる場合は検討する価値があります。

  • 痛み止めやヒアルロン酸注射があまり効かない
  • 何回も注射を受けたくない
  • 手術をするほど重症ではないが、保存療法では効果が感じづらい
  • 医師から手術を勧められたが、手術は避けたい・先延ばしにしたい
  • 1回の治療で一定期間効果を持続させたい



PRP治療の前にMRI検査をして関節内の状態を精査し、PRP治療の適応か医師が判断します。
関節のすり減り過ぎていて手術適応の場合は、他院での人工関節手術を推奨しています。

3.  費用・セット内容

費用

1部位 55,000円 (税込)

セット内容

  • 当日のPRP作成・注入
  • 5日分の痛み止め
  • 2週間以内に3回のリハビリ
  • 2週間後の診察

PRP治療は上記の通りのセットでのご提供になります。
また、自由診療となりますので保険適応外です。

4. 対象疾患・治療対象者

対象疾患

当院でのPRPは再生医療の第二種(関節内)、第三種(関節外)にあたります。

認可区分 適応・対応する疾患 例えば
第二種 変形性関節症
関節軟骨損傷
関節内靭帯損傷
変形性膝関節症
半月板損傷
第三種 筋損傷
腱付着部障害
腱障害
関節外靭帯損傷
肉離れ
外側上顆炎(テニス肘)
内側上顆炎(ゴルフ肘)
足底腱膜炎
足関節外側靭帯損傷
治療対象者
対象者
・外来通院可能な方
・本治療について文書による同意をされた方(未成年の場合は代諾者の同意が必要)
・全身的な健康状態が良好である方
治療を受けられない方
・抗凝固剤の使用中の方
・血小板減少症等出血性素因がある方
・貧血の方
・重篤な感染症
・易感染性宿主(糖尿病・免疫不全・慢性腎不全・肝硬変の方)

5. 治療 の流れ

2週間で1クールの治療です。

  • 治療初日

    ①診断

    Image description

    事前にレントゲン検査や超音波検査、MRI検査を用いて正確に病態を診断します。

    ②事前評価

    Image description

    リハビリにて理学療法士が事前に機能評価をします。

    ③採血

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    治療当日に採血をおこないます。通常20cc程度で、広範囲の患部に対してはその倍量となります。

    ④遠心分離

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    採取した血液を遠心分離を行いPRPを抽出します。通常の遠心分離にかかる時間は5分程度です。

    ⑤注射

    Image description

    濃縮されたPRPを超音波で患部を確認しながら注入します。

    ⑥体調チェック

    Image description

    PRP後はバイタルサイン(体調の変化)が問題なければすぐにご帰宅可能です。

  • 治療1週目

    ⑦リハビリ

    Image description

    リハビリで治療後1週目の状態確認や症状緩和のための徒手療法を行います。

  • 治療2週目

    ⑧診察とリハビリ

    Image description

    治療後2週目の状態確認や最終評価を行います。

6. 治療案内

治療時間帯
午前 11:30~12:00 明石
(1,3,5週)
土屋
(2,4週)
土屋 土屋 平田 土屋
都甲
(午後 1,3,5週)
土屋
(1,3,5週)
久保
(2,4週)
午後 17:30~18:00
(土曜 16:30~17:00)
治療時間 午前
11:30-12:00
午後
17:30-18:00
明石
(1,3,5週)
土屋
(2,4週)
土屋
土屋
平田
土屋
都甲
(午後 1,3,5週)

土屋
(1,3,5週)
久保
(2,4週)
16:30-17:00

7. 副反応 について

ご自身の血液を使うためアレルギー反応は起こさず、超音波で患部を確認しながら注入するため安全な治療です。
PPR治療は注射をするため痛みを伴います。
PRP注入後3~4日は治癒機転に伴う炎症症状として痛みや腫れなどを感じる可能性があります。