外側型野球肘

野球肘、内側型野球肘 に関しては前回の記事をcheck!  

今回のテーマ:外側型野球肘


投球動作の繰り返される外反ストレス(肘が外に捻る状態)が上腕骨と橈骨(親指側の肘から手首までの骨)が衝突し、骨・軟骨が剥がれたりします。
代表的なものは、 離断性骨軟骨炎 というものがあります。

この疾患は無症候性といい、最初は痛みがありません。痛みもなく投球も出来てしまうため、徐々に徐々に骨・軟骨をいためていきます。
「痛み」や「肘の曲げ伸ばしが出来ない」という症状が出現し、初めて気がつきます。
 
 

外側型野球肘と診断されたら……


この診断を受けた場合、長期的な投球中止が基本的な方針となります。
成長期には骨の端に骨端線という部分があり軟骨が存在しています。
ここが成長していくことで骨が伸びていきますが、この骨端線が閉じるまでは投球中止となります。

投球を中止せずに続けていると骨が完全に剥がれ、遊離体(関節ねずみ)となり関節の中を動き回ります。投球時に痛みが伴いますし、この遊離体が関節に挟まれば肘の曲げ伸ばしが出来なくなります。(服のボタンが留められなくなる etc...)
 
このような状態にならないためには、未然に防ぐしかありません!
しっかりと身体のケアを行い、ケガが起こりにくい身体づくりを行いましょう!

 

セルフチェックに関しては、前回の 内側型野球肘 の記事をcheck!
予防のためのストレッチは 広背筋・腸腰筋ストレッチ の記事をcheck!

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