第36回東京都理学療法学術大会 発表報告

2017年6月18日に東京都練馬区で行われた,第36回東京都理学療法学術大会において小尾尚「ラグビー選手の反復性肩関節脱臼に対しRemplissage併用鏡視下Bankart修復術を施行した一症例」という演題で口述発表を致しました.

 コリジョンアスリート(ラグビーやアメリカンフットボールなど)は,タックルやスクラム時に不意な怪我として肩関節脱臼を受傷することがあります. 肩関節脱臼を繰り返すことは, 肩関節が緩くなり日常生活動作においても脱臼してしまう反復性肩関節脱臼という病態になります.このような病態になるとスポーツ活動が制限され,満足なパフォーマンスが出せなくなります.

 今回の手術方法(Remplissage(図1)併用鏡視下Bankart修復術)の術後リハビリテーション報告は少なく,症例を通してリハビリテーションの内容を検討し報告しました.

図1

術後リハビリテーションでは,肩関節だけではなく,肩甲骨の可動域(柔軟性)改善や肩関節・肩甲骨の動きを制御する筋の筋力強化を重点的に行いました.また,筋力強化を実施しても不良なタックル動作だと再脱臼の危険性が高いという報告があるので,再脱臼予防のためにアスレティックリハビリテーション期では安全なタックル動作の再学習も重点的に行いました.


 今後もクリニックに来院される患者さんを改善出来るように研鑽していきます.

(文責 小尾尚貴)

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