森ノ宮研修

2018年3月12日(月)〜3月18日(日)までの6日間、臨床指導でお世話になっている工藤 慎太郎先生の下で研修を行いました。
工藤先生は森ノ宮医療大学で超音波診断装置を用いて筋動態に着目して研究活動を行っています。
3月12〜13日は解剖学の研修に参加しました。
3月14〜16日は森ノ宮医療大学で超音波研修を行いました。
3月17〜18日は富山で第2回MKPT学術大会に参加してきました。
 
解剖学の研修では日々教科書やイラストで筋肉や靭帯・腱の位置や走行などをイメージし理解していたつもりでしたが、
イメージしていたものとは異なる部分もあり、実際に3次元で確認することでより解剖のイメージがしやすくなりました。
 
上腕三頭筋-小円筋組織間・上腕三頭筋-大円筋組織間


例えば肩関節の小円筋・大円筋・上腕三頭筋の筋間は解剖書では間隙にゆとりがあるように見えますが、
実際三次元で確認した所、組織間は狭く癒着が生じやすく可動域制限の原因になりやすいです。
そのため、臨床では組織間を意識したリハビリテーションを展開したいと考えます。

森ノ宮医療大学では、工藤先生の下で学部生が行っている超音波診断装置を用いた研究を見学しました。
被験者として研究にも参加し、様々な研究に触れ学部生とディスカッションすることは、研究の方法論や新たなアイディアを学ぶことができました。
また学部生は工藤先生の下で学び、知識を高めている姿勢に熱意を感じました。私も更に知識を高め患者様に還元できるように精進して参ります。



次に工藤先生が大会長を務める第2回MKPT学術大会に参加してきました。
学術大会では様々な先生の発表を聴講し最新の知見を学ぶことができました。臨床でもすぐに活用できる発表もあり勉強になりました。
 
今回の研修では、解剖見学・学部生の研究体験・学術大会と、とても内容の濃い研修を工藤先生の下で行いました。
最新の知見にも触れることもでき勉強になりました。
今後、より正確な評価・治療を展開し質の高い医療を提供できるように精進して参ります。今回お世話になりました先生方に感謝申し上げます。
 
(文責 小尾尚貴)
都立大整形外科クリニック
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