第6回アスレティックトレーニング学会学術集会 学会発表報告
2017年7月22・23日に長野県軽井沢町で行われた,第6回アスレティックトレーニング学会学術集会において,山田トレーナーが「体操競技と前十字靱帯損傷との関係性〜アンケート調査結果から〜」という演題で口述発表を致しました.
第27回 日本臨床スポーツ医学会学術集会で発表した内容をより多くの選手を対象として調査を行い,今回発表を致しました.
体操競技は下図の(前後)回転方向と(左右)捻り動作を組み合わせた,これらの動作を空中で行った後、着地を行います。
アンケート調査の結果,前回発表と同様体操競技の前十字靱帯損傷は、後方回転と捻り動作を伴った空中動作後の着地で捻り方向と逆側膝に多かったという結果でした.今後は,更に実際の体操の動作解析などを行う必要があると考えます.
今回の調査結果だけではまだ不明確な部分も多いため,学会で諸先生方にご教授頂いた内容を含め,引き続き研究に取り組み体操選手のACL損傷をどうしたら予防できるのか模索していきたいと思います.
(文責 山田 亮治)