第43回日本肩関節学会・第13回肩の運動機能研究会 参加報告

10月21日(金)〜22日(土)に広島のリーガロイヤルホテルで開催された第43回日本肩関節学会・第13回肩の運動機能研究会に参加させて頂きました.

当院では,月曜日の午前中に肩・肘外来を行っている平田医師が『筋前進併用鏡視下腱板修復術はどこまで修復維持が可能なのか?』という演題で口述発表を行いました.

また,月曜日に終日リハビリを行っている竹内理学療法士が『投球障害肩における画像所見と臨床症状の関係性』という演題で口述発表を行いました.

今回の学会の主題テーマは,「投球障害肩・スポーツ障害」,「胸郭(肋骨の体幹部分)の運動と機能」,「腱板断裂後のリハビリ」についてでした.肩関節のリハビリを施行する際,肩関節へのアプローチのみではなく,胸郭機能に対してのリハビリを展開することが,一般的となっています.しかし,現状では胸郭に対しての理学療法評価や治療方法は確立されていません.今回の学会では胸郭機能に関する研究発表が多くされていました.

今後は,投球障害肩(肩関節痛)に悩む野球選手に対して,より良いリハビリや障害予防を行なっていきたいと思います.

(小尾 尚貴)

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