7.鏡視下前十字靱帯(ACL)再建後復帰時の最終確認(CT編) |
前十字靱帯をアウトーサイドインの鏡視下手術で再建後最終的には競技復帰前に靭帯の走行方向・骨孔の等の確認をCTにて、さらに靭帯の成熟度や靭帯実質の評価をMRIで行います。
今回はCTにて確認してみます。かなり靭帯の勾配は低く寝ているのがわかります。 |
1.まず靭帯の骨孔の確認です。特に大腿骨の後方ぎりぎりにあけられているか脛骨側の位置の確認も必須です。 |
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2.次に靭帯の走行方向の確認です。放射線技師の協力の元、靭帯の前内側繊維後外側繊維の走行方向を着色しもらいイメージを確認します。 |
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3.最後に骨孔の拡大などのチェックを行います。
骨孔の拡大が大きい場合は靭帯の緩みをチェックする必要があり、再建MRIのチェックも必要です。 |
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