糖尿病

糖尿病は、インスリンというホルモンが十分に働かないために血液中に糖分が余剰に溢れてきてしまう疾患です。
健康診断や病院での血液検査では「血糖値」や「HBA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」を指標として糖尿病の診断を行います。
 
血液中に慢性的に糖が多いことで血管を傷めてしまう合併症に注意が必要です。
合併症の覚え方として「し・め・じ」と「え・の・き」が有名です。
「し・め・じ」は神経障害、眼(網膜症)、腎障害(透析の原因になる)の頭文字です。
「え・の・き」は壊疽(切断に至ることも)、脳血管障害、狭心症や心筋梗塞の頭文字です。
 
こうした合併症の予防のためにも糖尿病疑いがある、あるいは診断を受けている方は、食事や運動などの非薬物治療や内服薬や注射剤(インスリンなど)の薬物治療を必要に応じて受けられるように病院を受診しましょう。
 

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