痛風、高尿酸血症

痛風や高尿酸血症は、健康診断の血液検査で尿酸値の高値を指摘されたり、痛風発作を起こして病院を受診したりして診断に至る方が多いと思います。
高尿酸血症は高血圧や脂質異常症(高脂血症、高コレステロール血症)、糖尿病などの生活習慣病とも密接に関係して、将来の脳卒中(脳梗塞、脳出血)や心筋梗塞のリスクとなることが分かっており、放置せずに積極的に適切な治療を行う必要があります。
高尿酸血症や痛風発作後にビールの多飲をセーブすることはもちろんですが実は飲食から生成される尿酸は一部にすぎず、体内の代謝産物として産生される尿酸の方が多いことが分かっています。
このため、節酒や食事療法だけでなく、体重調整や運動などの生活習慣の改善にも取り組むことが重要です。
尿酸の高値イコール尿酸降下薬の内服開始ではありませんので尿酸高値を指摘された方は一度ご相談下さい。

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