学会名：長野県理学療法学術大会

日時：2017年6月18日

会場：キッセイ文化ホール（松本市）

発表演題：足底腱膜炎に対してインソール作製により長期に及ぶ疼痛が改善した一例

足底腱膜炎は歩く時や朝起きて立ち上がる時に踵の痛みが生じます。

発生因子には足首の柔軟性の低下や足の形状などの内的要因や長時間の立位や不適切な靴の選択などの外的要因があります。

過去の報告から足首の柔軟性低下などの内的要因に対してストレッチを8週間行うことで痛みは改善するとされています。

今回経験した症例はストレッチを中心とした内的要因への治療を8週間行ったが痛みは軽減しました。しかし、歩行時の痛みは残存したためインソールを用いて外的要因への治療を行ったところ痛みは消失ました。

足底腱膜炎には内的要因と外的要因への治療が大切であることが考えられます。

今回は私にとって初めての学術発表でありとても良い経験になりました。

この経験を活かし今後も患者さんのためにより良い医療を提供できるようにしたいと思います。