【第48回日本足の外科学会学術集会の参加報告】
2023年10月26- 27日にグランフロント大阪で開催された第48回日本足の外科学会学術集会において、AR-Ex尾山台整形外科理学療法士の金子史弥が現地にて学術発表をいたしました。
 
以下に発表者の発表内容とコメントを掲載致します。
金子理学療法士からのコメントです。
今回の演題名は「Plantar Heel Painに対するSubgroup分類を利用した治療は早期に歩行時痛を改善する」です。発表内容は超音波評価を基に治療対象とすべき組織を選択して理学療法を行うと早期に歩行時の痛みが改善するという内容です。
足底の痛みは成人の10%が罹患し難治性の疾患とされています。近年、超音波画像による評価で足底部痛の原因となり得る複数の組織を詳細に評価できるようになり効率的な治療が展開できるようになってきています。本研究結果は病態の理解を進め、治療の発展に役立つものになると考えております。
今後は頂いた意見を基にさらなる研究成果を出せるように精進したいと思います。
この研究を行うにあたりご協力いただいた患者様をはじめスタッフの皆様、また研究指導を頂きました森ノ宮医療大学の工藤慎太郎先生にこの場をお借りして深謝申し上げます。