アキレス腱縫合術後のリハビリテーション
- 2017/02/01
術後から痛みに応じて可動域訓練を開始します。
術後から腫れ・痛みに応じて荷重訓練を行います。
指標として体重の半分以上をかけられた時点で片松葉杖へ、片足立ちができて歩行が安定したら松葉杖を外します。
約1〜2週間で松葉杖を除去することを目指します。
〜両松葉杖、片松葉杖の写真(写真では右足が患側の場合)〜
〜立位で患部の荷重訓練〜
術後から、昼間は厚めの包帯(弾性包帯)を着用し、夜間は取り外しできるギプス(シーネ)で固定します。
術後2〜3週目経って腫れが引いてから装具を使用する予定です。
〜装具の写真(エバーステップFO)〜
〜ランジ動作、バランストレーニング〜
各スポーツ動作へ近づけて復帰していくために、上記を実施し、術後4週目から可動域・腫れ・痛み・筋力に応じてジョギングを開始していきます。
術後12週目以降でスポーツ完全復帰を目標にします。
術後から約1ヶ月は週に2回の頻度で来院するようにお願いします。
状態によってはリハビリ頻度に変動がありますので、詳しくはリハビリ担当者と相談をしてください。
日常生活・スポーツへの復帰など、術後約3ヶ月間を目安にリハビリを行い、目標とする部分へ達したら治療終了となります。
腱や軟骨など靭帯以外の組織にも処置をした場合、リハビリ内容や復帰時期は異なりますので、医師とリハビリ担当者の指示を確認してください。
※保存療法についてはこちらをご参照ください。→ 足関節外側靭帯損傷の保存療法
※写真をクリックすると紹介文が表示されます。
※足関節に特化したスタッフのリハビリテーションを希望される場合は、初診時の問診票に名前の記載をお願いいたします。
理学療法士:日髙 宏一郎
Ver.3 2018.7.8