アキレス腱縫合術後のリハビリテーション
- 2017/02/01
足関節外側靭帯損傷に関して(受傷起点、症状、診断など)こちらをご参照ください。
→ 足関節捻挫
・急性期(受傷して0日〜14日)
・亜急性期(受傷して14日〜)
・慢性期(受傷して3ヶ月〜)
グレードⅠ:前距腓靭帯の部分断裂
グレードⅡ:前距腓靭帯単独損傷
グレードⅢ:前距腓靭帯+踵腓靭帯損傷
重症度分類に関しては諸説があり、当法人では上記を参考に診察を行なっています。
受傷してからの時間経過、重症度に応じた治療方針を当院で行なっております。
(何回か捻挫を繰り返している方は該当しない場合があります。)
◆急性期
受傷直後はRICE処置(Rest安静、Iceアイス、Compression圧迫、Elevation挙上)を行い、物理療法を使用し消炎鎮痛を行います。
程度に応じて、厚めの包帯(弾性包帯)・取り外しのできるギプス固定(シーネ)を行います。
◆亜急性期
日常生活・スポーツ復帰に向けてリハビリテーションを行なっていきます。
◆慢性期
再発を防ぐようにリハビリテーションを行なっていきます。
捻挫が頻回に発生する場合、経過によっては手術を行う場合もあります。
◆GradeⅠ
RICE処置・テーピング・弾性包帯による固定を行います。
◆GradeⅡ・Ⅲ
取り外しのできるギプス固定を行い、固定期間は経過により異なります。
松葉杖を使用し荷重量をコントロールします。
その後、装具を使用して日常生活・スポーツへの復帰を目指します。
実際の診療は、発症時期と重症度の両面を考慮してケースバイケースで決めています。
・干渉波
・Hi-volt(高電圧電流治療)
・マイクロカレント(微弱電流治療)
・EMS(電気筋肉刺激療法)
・TENS(経皮的末梢神経電気刺激法)
・超音波療法
上記を症状、受傷してからの時間経過、重症度に合わせて使用します。
日常生活やスポーツへの復帰、再発防止を目的に運動療法を実施します。
・荷重トレーニング
・チューブトレーニング
・バランストレーニング
・各スポーツ動作指導(スクワット、ランジ、ダッシュなど)
上記を実施していきます。
〜チューブトレーニング〜
〜バランストレーニング〜
ご不明な点があればスタッフまでお問い合わせください。
足関節外側靭帯損傷に対する手術後のリハビリテーションはこちらをご参照ください。
→ 足関節外側靭帯損傷の手術後リハビリテーション
Ver 3.2018.7.8