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症状
・太もも後面が痛い!(多くの場合は裂けた感覚がある)
・歩行、ダッシュすると痛い!
・ストレッチすると痛い!
・押すと痛い!部分的に陥没している!腫れ、内出血がある! |
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『大腿二頭筋』とは、膝を曲げる時に使う強靭な筋肉で、太ももの後面にあり骨盤の坐骨結節から始まり股関節・膝関節をまたいで下腿の骨(腓骨)に付いていて、長頭と短頭の2つに別れています。太ももの後面にはもう二つの筋肉があり、あわせて「ハムストリングス」と呼びます。この筋肉に何らかの急激な牽引力が加わることで肉離れを起こしたり、外力が筋肉にかかることにより損傷します。
多くはランニングや自転車・スキー・スケートなどの急激な筋肉の伸ばす動作の多いスポーツ競技において多く発生します。
筋肉が損傷すると発赤・腫脹・内出血、患部を押した痛みを伴います。受傷直後には、まずRICE処置(安静・冷却・圧迫・拳上)を的確に行うことが必要です。 |
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単純レントゲン撮影の他に超音波検査(エコー検査)を行い、患部の状態を精密に診断します。 |
超音波検査 |
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筋の損傷状態を精密に診断します。 |
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投薬・注射・固定・物理療法 |
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炎症を抑える |
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テーピング |
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患部の負担を軽減する
筋肉の働きを助けたり制限する |
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徒手療法 |
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固定後、患部筋の伸張性を高める |
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運動療法 |
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筋肉を柔軟にし強くする
再断裂を予防する |
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※安静にて患部の炎症の軽減を期待しますが、スポーツ活動の継続を希望される場合もしっかりと対応し、早期痛みの軽減を目指します。 |