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骨盤
上前腸骨棘剥離骨折
部位別に解説しています。
1
骨盤輪不安定症
2
上前腸骨棘剥離骨折
3
仙腸関節障害
4
恥骨結合炎
5
(坐骨神経障害)
6
下前腸骨棘剥離骨折
上前腸骨棘剥離骨折
じょうぜんちょうこつきょくはくりこっせつ
骨盤の横の突起している骨の部分が痛い!
(ちょうどベルトがかかるくらいの高さの突起部分)
・歩くと痛い!
・ダッシュすると痛い!
「上前腸骨棘」とは、骨盤の横の骨(腸骨)の一番突出している部分のことを言います。
この部分には、「縫工筋」といって、膝を曲げる筋肉(特にあぐらの位置に持ってくるように膝を曲げる時に使う筋肉)が付着しています。
スタートダッシュなどのように、急激にこの筋肉を収縮させる動作を行う時に、その牽引力により筋・腱の付着部である骨の部分をはがしてしまいます。これを『上前腸骨棘剥離骨折』と言います。
単純レントゲン撮影の他に超音波検査(エコー検査)を行い、患部の状態を精密に診断します。
スポーツ活動中止し、骨片の癒合をめざします。
投薬・物理療法
患部の炎症を抑える
徒手療法
筋肉の過緊張を和らげる(特に縫工筋)
運動療法
筋肉を柔軟にする
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