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骨粗鬆症 |
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こつそしょうしょう |
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(軽度の症状)
立ち上がる時、重いものを持つ時などに背中や腰が痛む。
背中や腰が曲がってくる。身長が縮んでくる。
(重度の症状)
転んだだけで骨折する。背中や腰が曲がりがひどくなる。身長の縮みがかなり目立つ。 |
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骨粗鬆症とは、骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。骨は、『リモデリング』といって、破骨細胞による骨吸収(古い骨を壊す)と、骨芽細胞による骨形成(新しい骨を作る)を繰り返しながら、強くてしなやかな状態を保っています。骨の状態にはこの2つの細胞の働きが重要になります。このバランスが崩れると、骨が弱くなります。骨が弱くなると、骨折をしやすくなります。少しのきっかけで容易に骨折する可能性があります。骨折しやすい部位としては、背骨、手首、肩の付け根、太ももの付け根の骨などです。
骨粗鬆症には様々な原因が複雑に絡み合っています。加齢という要因が大きく、その他に女性の閉経後のホルモンの低下、あるいは運動不足や偏食、喫煙や急激なダイエット等も原因になりえます。それぞれの方に対して病態と症状を十分検討して治療方針を決定することが必要です。 |
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投薬・注射 |
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骨量の減少の抑制、骨量の増加 |
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運動療法 |
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筋力の増強、関節の柔軟性確保、骨重量の維持、増加 |
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日常生活指導 |
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栄養指導、その他生活上での注意点 |
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当院では『骨粗鬆症外来』を行っています。
問診による痛みなどの症状、診察による理学的所見、検査(骨密度検査、血液検査・尿検査など)による判定、などの結果から総合的に判断し、正確な診断を行っています。患者さまそれぞれに応じた治療方針を検討し、実施しています。 |
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