|
|
|
|
離断性骨軟骨炎 |
|
りだんせいこつなんこつえん |
|
|
|
|
|
離断性骨軟骨炎は、外傷や激しいスポーツ活動の繰り返しなどをきっかけに起こる疾患です。
主要な症状
・患部の腫れ
・歩行や運動によって痛みが悪化
・安静にて痛み軽快
・関節のひっかかり感やロッキング(関節の曲げ伸ばしが出来なくなる)
・夜間痛 |
|
離断性骨軟骨炎は外傷(ケガ)や激しいスポーツ動作の繰り返しをきっかけに関節中の骨や軟骨に血行障害が生じることで起こります。血液による栄養が行き届かない為に骨組織が死んでしまい、骨や軟骨が関節内に剥がれてしまう疾患です。
肘関節のほか膝関節や足関節などの関節に生じます。若年男子に発生しやすいとされています。
肘や膝や足の構造は複雑であり他の病態も疑われることがあるので、離断性骨軟骨炎かどうかはレントゲンやMRI・CT検査等で正確に診断します。 |
|
治療は保存療法(手術しない方法)が原則であり、初期の場合に有効です。
しかし、骨が完全に剥がれているものや症状が続く場合は手術を行ないます。 |
投薬 |
|
患部の炎症を抑える |
|
|
|
物理療法・徒手療法 |
|
筋肉の過緊張を和らげる |
|
|
|
運動療法 |
|
関節周囲の筋肉を柔軟にし強くする |
|
|
|
保存療法の効果がない場合
・医師の判断
・本人の希望 |
|
関節鏡視下手術
・遊離体摘出
・ドリリング
・骨釘骨移植 etc |
|
|
|
|
|