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ガングリオン がんぐりおん 印刷用ページ
・関節に小さい風船のようなしこりができた。
・触ると、硬い塊として触れることがある。
・稀に痛み、しびれなどの神経症状を伴うこともある。
ガングリオンとは、関節や腱がある部位に、円形あるいは楕円形に盛り上がってできる袋状の腫瘤で、その中には透明のゼリー状の液体が入っています。ですが、皮膚の上から触れると、多くは硬く感じるので、「軟骨が出てきた」と感じる方も少なくありません。
手首の甲側にできることが多く、その他、手掌や手背、足首などによくみられます。また若い女性に好発します。
ガングリオン自体はほとんど無症状で無害ですが、肥大化した場合、関節を動かすときに痛みや不快感を伴いうことがあります。また、神経の近くに発生した場合、神経を圧迫することにより、その神経に沿って痺れや麻痺が生じることもあります。
診断は、吸引により、ゼリー状の内容物が吸引されることで確認されます。その後、無症状であれば経過観察とします。
ただし、再発(吸引しても短期間で再び貯留)したり、痛み・しびれ等の症状が続く場合や、目立って気になるとの訴えがある場合などは、手術にて摘出します。
吸引 注射器で内容物を吸引する
投薬 炎症を抑える
再発を繰り返す場合 全摘出手術
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