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二分靭帯損傷 |
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にぶんじんたいそんしょう |
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きっかけは、いわゆる足首の捻挫!
・足関節周辺部に痛み・腫れが生じる。
・足関節の前方部に痛みが生じる。
・体重をかけると痛い。
・足を動かすと痛い。 |
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「二分靭帯」は、「Y靭帯」とも言われており、踵の骨(踵骨)から、2方向に分かれ、足部の中間を成す骨の一番外側の(立方骨)とその隣の(舟状骨)についている靭帯です。足関節の捻挫の患者さんの約半数近くに、この二分靭帯の損傷を認めています。
受傷は、足部の前方部を巻き込むようにして内側に捻ることで損傷します。
また、上記の損傷時、靭帯に牽引力が強く作用して剥離骨折(踵骨前方突起骨折)が生じることがあります。 |
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単純レントゲン撮影の他に超音波検査(エコー検査)を行い、患部の状態を精密に診断します。
受傷の際に足の骨折がないかレントゲン写真による検査を行います。その後、捻挫の度合いにより固定処置、松葉杖歩行の指導を行います。初期の炎症が過ぎた後、足の筋力をつけるとともに、足関節の柔軟性や敏捷性をあげる運動療法を行い、それぞれの生活やスポーツ特性に応じて捻挫の再発予防のための指導を行います。 |
投薬・固定(必要に応じて)
・物理療法 |
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患部の炎症を抑える |
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装具療法・テーピング |
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患部の負担を軽減し、動きをサポートする |
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運動療法 |
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足部全体の筋機能を向上させる
再発予防 |
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