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腰椎変性すべり症 |
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ようついへんせいすべりしょう |
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・腰が痛い(動作時が強く、安静にしていると比較的楽になる)!
・脚がしびれる!
・脚が重苦しくて、脱力感を感じる!
※脊柱管狭窄症と同じような症状が出ることがある |
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「腰椎分離症」に由来するすべり症は、腰椎(腰の骨)の後方をささえている椎弓という部分が傷み、椎体(腰椎の前方・本体)が前方にすべります。それに対し「変性すべり症」は椎間板、腰椎の関節の変性に加え、腰椎の後方および前方を支持している様々な組織が弱くなり、腰椎全体が前方へすべり脊柱管(神経の通る管)を圧迫します。よって、進行すると「脊柱管狭窄症」と同じような症状を呈します。多くの原因が関与していますが、加齢による変性が大きく影響していると考えられています。
5つの腰の骨のうち4番目の骨がすべりやすく、また男性に比べ、女性に多くみられる傾向があります。 |
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急性期は安静を指示し、痛みに対しては痛みを減少させる作用のある薬を処方します。急性期が過ぎるとリハビリテーションとして物理療法や運動療法を行ないます。 |
投薬・注射 |
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患部の炎症、痛みを抑える |
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装具療法 |
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患部に負担をかける姿勢や動作を制限する |
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物理療法・徒手療法 |
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筋肉の過緊張を和らげる |
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運動療法 |
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筋肉を柔軟にし強くする |
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症状が強い場合
脊椎の状態が重症化している場合 |
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脊椎専門医へ紹介 |
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