アレックス画像検査 患者様が安心して中心となって医療を受けられるよう分かりやすい医療サービスを目指しています。

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MRI検査の疑問 Q&A集 検査時間、費用からネイルのことまでよくあるご質問


検査部位、検査の進行状況にもよりますが、当法人では30~40分程度の時間をかけ、丁寧に撮影を行っております。疾患が疑われる身体の部位に対して、最もその箇所がくわしく描出される身体のポジショニングや、コンピュータ上の設定を行います。医師に、より良い診断結果をしてもらうために丁寧に検査を行っています。

MRI検査は、放射線を使用する検査とは違い、磁場と電波を使用して検査をしているので、被爆の心配はありません。
しかし副反応という点では、MRI検査特有の電磁波の影響により身体が熱くなることがあります。
検査を実施する技師は、このような現象に注意しながら検査を行っています。万が一検査中に身体が熱くなった場合は、コールボタンを押してお知らせください。検査を中断して様子を伺います。

MRI検査が得意としている疾患があります。それはおおむね確立されており、疑われる疾患をもとに、医師によりMRI検査が選択されます。
MRI検査は、身体の水素原子を画像化させています。整形外科領域で言うと、靭帯、筋肉などの軟部組織の描出を得意としています。
レントゲン検査やCT検査では、主に骨の状態をよく観察できますが、MRI検査では腰椎であれば椎体と椎体の間の椎間板や神経の走行、膝であれば、膝関節のクッションの役割を果たす半月板などの状態を正確に診断することが出来ます。

MRIとCTは、ともに装置の見た目が似ていますが、医療画像を作る原理が異なります。
CT検査は、レントゲン検査と同じく放射線を使ってCT画像を作成しています。
それと比較してMRI検査は、とても強い磁石の力を利用してMRI画像を作成しています。
また特徴的な点として、CTの検査時間は概ね10分前後ですが、MRIは30~40分程度の時間がかかります。
また、CT検査では、3D画像を作成することができ、撮影部位を立体的に観察する事が出来ます。

MRI装置

CT装置


保険適用でおおよそ8000円くらいです。詳しくは こちら をご覧ください。

コンタクトレンズは装着して検査可能です。
しかし、カラーコンタクトレンズはカラーの着色に酸化鉄が含まれていて、その酸化鉄が発熱し、目を傷つけてしまう可能性がありますので着用しながらの検査はできません。

MRI装置は検査中に大量の熱を発生させるため、室内をある程度の低温に保つことで装置を冷却する必要があります。また、検査中は、検査を行っている方の体も熱くなることがありますので、体を冷やす為にも室内の温度は高くなりすぎなうように調整しています。

マグネットネイルは、ネイル溶剤の中に細かい砂鉄が含まれています。爪に塗布した後、乾いていない状態で磁石を近づけ、鉄粉の反応を利用して模様を描いていくものです。 素材に砂鉄が使われていますので、装置に反応してしまい検査はできません。マグネットネイルは事前に落としてから検査を受けてください。

検査室内に物を持ち込むことは禁止させて頂いています。
MRI装置から、強力な磁力が発生しているため、スマートフォンに限らず、精密機器に関しては、故障や破損の原因となりますのでMRI室内への持ち込みは禁止させて頂いております。 また本は装置に吸着されることは考えづらいですが、読む行為によって、たとえ足先の検査であっても、体動の影響があります。
MRI検査は体動に極めて弱い検査の為、検査室内の読書はお断りさせていただいています。

1.5テスラMRI装置構成部品であるコイルと呼ばれる電磁石を、常に冷却しなければいけないことと関係しています。そのコイルに電流を流し、「超電導」という電気抵抗がゼロになる状態を保たなければいけません。この超電導を維持するために液体ヘリウムを使ってコイルの冷却を行っています。
しゅこしゅこと聞こえる音は、液体ヘリウムを装置に循環させているポンプから発せられる音になります。