レントゲン装置
レントゲン検査:(単純X線検査)
レントゲン検査とは人体にX線を照射して、人体から透過してきたX線を検出器で画像化する検査です。人体には骨や筋肉、腱など様々な組織で構成されています。X線が透過しずらい骨は画像では白く、空気・腱などX線を透過しやすい組織は黒く描出されます。
レントゲン検査でわかること
骨の状態や臓器・器管の位置や大きさを確認することができます。主に骨折や関節炎などの異常が疑われる場合に判別する手段として使用されます。長尺撮影検査
脊椎は頸椎、胸椎、腰椎、仙椎の4つの椎体で構成されています。本来、脊椎を撮影する場合、 1枚の写真では収まり切れません (約2、3回の撮影が必要です)。しかし、当院では側弯症、O脚などの疾患に対し医師の判断のもと特別な機材(長尺撮影用カセッテ)を使って一度の撮影で全脊椎、下肢全体の撮影が可能です。長尺撮影用カセッテの中には普段用いられている画像を映し出す装置が3つ連結してあり、撮影後その映し出した3つの画像を1つに組み合わせることで画像化しています。一度の撮影で検査が終了するため検査時間が短く、また被ばく量の低減もできるため患者様への負担が小さいです。画像と画像の間である接合も新技術である補正システムにより画像ズレや歪みなく観察ができます。
長尺撮影検査でわかること
1)頸椎、胸椎、腰椎、仙椎の画像を1枚にすることで側弯症患者の椎体のねじれを定量的に評価が可能です。
2)下肢の画像を一度に撮影することで実際の歩行姿勢と近い状態が把握できます。O脚、X脚の評価が容易です。
検査費用・検査時間
詳細はこちらになります注意事項
・ ペースメーカー、または埋め込み除細動器 をご使用の方は機器誤作動発生リスクがあるためお知らせください。・ 妊娠中・妊娠 の方は胎児奇形などの発生リスクがあるためお知らせください。
・撮影部位によっては着替えて頂く場合があります。誤診防止のためご了承ください。
・外せる金属(ネックレス・ピアス・置き針など)、貼り薬(湿布、エレキバン、カイロ)は検査前に外して下さい。