アレックス画像検査 患者様が安心して中心となって医療を受けられるよう分かりやすい医療サービスを目指しています。

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MRI検査注意事項

MRI検査禁忌

心臓ペースメーカー、埋込型除細動器、人工内耳などの体内電子機器
 MRI装置の中では、体内電子機器に不具合が発生する可能性があり、生命に重大な危険を及ぼします。

手術やケガなどで強磁性体を含む材料が体内に残存する場合
 MRIは大きな磁石です。強磁性体はMRI装置の磁場に反応して、吸引など重大事故の原因になります。体内金属の材質が分からない場合は、手術した病院に確認しなければ、MRI検査が受けられません。特に2000年以前に手術受けて体内残留金属がある方はお申し出ください。ケガなどで目に微細な金属片が残留している場合は、MRI検査によって失明する危険性があります。

術後2か月の血管内コイルやステントなどで強磁性体ではない金属が体内にある場合
 MRI対応金属でも磁場に反応し、わずかでも動いてしまう可能性があります。

妊娠3か月以内の妊婦、または妊娠可能性がある場合
 妊娠早期(3か月以内)のMRI検査は胎児に影響を与える可能性があり、MRI検査を行えません。妊娠3か月以降は医師とご相談の上、MRI検査を受けることは可能です。

磁力にて装着している義眼
 磁力にて装着している義眼は可動式アタッチメントが故障する可能性があります。
 

MRI検査原則禁忌

入れ墨、タトゥー、アートメイク(アイライン・眉毛など)
着色成分に鉄分を含んでいる場合があり、含まれる量によっては発熱または火傷する可能性があります。
カラーコンタクトレンズ
カラコンの色素には鉄分が含まれており、発熱または火傷、場合によっては失明する可能性があります。
※当院ではコンタクト保管ケースの用意はございません。ご自身で持参するか検査当日は着用せずに来院ください。
化粧、ラメ・ネイルアート
化粧品の成分には鉄分が含まれており、特にラメ入りの化粧は発熱または火傷する可能性があります。頭部・頚部・肩部などの上半身のMRI検査は特にお気を付けください。特に頭部MRI検査は発熱に至らずとも、画像の歪み(ゆがみ)の原因となり、診断の妨げとなります。
避妊リング(IUD)着用時
ミレーナは検査可能ですがノバTやリング状のものは発熱する可能性があります。
カツラ、ウィッグ、医療ウィッグ、髪留め、ヘアピン、増毛パウダー
カツラ、ウィッグ、医療ウィッグ、髪留め、ヘアピンなどは強い力で引っ張られてしまうので検査中は外して頂きます。増毛パウダーは粉成分に鉄分が含まれていますので、火傷をしてしまう恐れがあるので検査当日のご利用はお控えください。
カイロ
そのまま検査してしまいますと火傷する恐れがあります。また、強い力で引っ張られ袋の中身が破裂してしまう事故が相次いでおきています。その場合、検査復旧にかなりの時間を必要とします。
湿布、エレキバン、置き鍼、経皮吸収型貼付薬
発熱または火傷する恐れがあるため検査前に剝がして下さい。
吸湿発熱性繊維(ヒートテック)
検査中、体温上昇されやすいため着用しないようにして下さい。
電子機器類(補聴器、スマートフォン、時計、カードなど)
故障やデータ破損に繋がる可能性があります。検査前に外してください。
眼鏡
火傷や破損する恐れがあるため検査前に外してください。
財布、紙幣、小銭、鍵などの貴重品
装置に吸着したり紛失してしまうので必ず更衣室に保管をお願い致します。
コルセット、ニーブレースなどの装具
装具(ギブス以外)を装着した状態では安全確保が難しい場合、医師の判断で外した状態での検査をお願いすることがあります。
義歯、入れ歯
着脱可能な義歯は火傷防止のため検査前に外してください。
義足、義手、義眼
装着されている場合は必ず検査担当の技師にお申し出ください。基本、着脱しての検査となります。