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手・手指
橈骨遠位端骨折
部位別に解説しています。
1
キーンベック病
2
三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)
3
尺骨突き上げ症候群
4
手根管症候群
5
ドゥケルヴァン腱鞘炎
6
橈骨遠位端骨折
7
フォルクマン拘縮
8
弾発指(ばね指)
9
指節間関節靭帯損傷
橈骨遠位端骨折
とうこつえんいたんこっせつ
転んだ時に手をついたら、手首が腫れて痛くなってきた!
『橈骨』とは、前腕の2本の骨のうちの親指側の骨のことで、その骨の手首に近い部分での骨折を『橈骨遠位端骨折』と呼びます。
最も多くみられる骨折で、子供や高齢者、特に骨粗鬆症の方に起こりやすいです。
受傷時の手のつき方によって、骨折の形態が異なりますが、多くは手の甲側に橈骨がずれ、外見上手首がフォークのような形に変形し腫れます。
受傷後放置しておくと、著しい変形が残ったり、機能的に障害を起こす場合もあるため早期の治療が必要です。
骨折の状態により治療法が異なります。
・手術療法の適応ではない場合
手徒整復
転位(骨のずれ)がある場合は元に戻す処置を行います
固定
骨癒合のために安静を図る
投薬
炎症、痛みを抑える
理学療法・徒手療法・運動療法
患部外の関節可動域、筋力維持
固定材除去後には医師の指示の下、患部の関節運動開始
・手術療法の適応の場合
転位(骨のずれ)が大きく戻せない場合は手術を行います。
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