肩関節の外来
当院の肩関節外来では、肩に関するさまざまな症状や不調に対して専門的な診断と治療を提供しています。肩の痛みや違和感、動きの制限など、日常生活に支障をきたす問題がある場合、ぜひご相談ください。
肩関節の疾患と外来
肩脱臼外来
肩脱臼、肩不安定症の症例をカナダハリファックスで数多く経験し、肩脱臼、肩不安定症に悩む方の手助けができれば幸いです。
肩関節疾患の症状
肩の痛み:急性・慢性の肩の痛み
肩の動きの制限:関節の動きが悪い・五十肩
肩の力が入らない:筋力低下や神経の問題
肩が外れやすい:肩関節の不安定性
診療内容
問診・診察:詳細な問診と診察を行い、症状の原因を特定します。
画像診断:必要に応じてX線、MRI、超音波などの画像診断を行います。
治療計画:診断結果に基づき、最適な治療法を提案します。理学療法、注射療法、手術などがあります。
検査方法
整形外科では痛みのある部位や動かない場所を客観的に評価するために,さまざまな「検査」を行います. 当院では単純X線(レントゲン)検査、CT検査、 MRI検査 、超音波(エコー)検査と分かれており,検査したい対象(骨・腱・その他軟部組織など)によって使い分けをします.多くの検査機器を取り扱っているため,病態を見逃しにくい環境が整っています.当院で診断を受けた実際の画像を紹介します.
●MRI検査:肩上方関節唇損傷
治療計画
当院では,機能診断を重視し,リハビリテーションによる保存療法を積極的に取り入れております.また,リハビリテーションで軟部組織の硬さや滑走不全が残存する患者様や疼痛が強くリハビリが進まない患者様に対し,超音波ガイド下のハイドロリリースやステロイド注射を施行する場合があります.手術が必要な場合には、関節鏡を用いた最少侵襲手術を行います。
手術療法手術は関節鏡にて行います。主な手術術式としては、関節鏡視下腱板修復術・関節鏡視下関節唇修復術・関節鏡視下関節窩再建術(通称AAGR)・関節鏡視下滑膜切除術・関節鏡視下LHB固定術などがあります。
・ 鏡視下腱板修復術(腱板断裂に対する手術)
・ 鏡視下Bankart修復術(肩関節脱臼に対する手術)
・手術動画紹介肩脱臼手術(AAGR):4ヶ月で倒立できるレベルを目指します。 https://www.youtube.com/shorts/CAzXHqdiq7Y
専門医紹介
当院の肩関節外来には、肩の治療に豊富な経験を持つ専門医が在籍しています。患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供します。
医師の特徴
平田医師
運動器(骨・関節・靭帯・腱・筋肉)超音波診療に優れており、超音波ガイド下注射による肩石灰性腱炎に対する治療も行っております。従来では修復不可能であった腱板広範囲断裂に対して、新しい手術方法を適応しています。機能診断を重視し、リハビリテーションによる保存療法を積極的に取り入れ、手術が必要な場合には、関節鏡を用いた最少侵襲手術を行います。
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