2020年クラーク・事務職能研修

日時:2020年8月8、22日(土) 18:30~20:30
場所:各施設オンライン会議システム
主催:AR-Ex尾山台整形外科・明大前整形外科

目的
8日(土曜)
患者急変時の救急対応に対する理解を診療時補助(以下クラーク)と事務・受付スタッフ間で深め、緊急時に素早く対応できる事前の知識と経験を積み重ねるためを目的としました。

22日(土曜)
診療補助業務において診療報酬算定の理解が業務の性質上で必要不可欠なため、客観的に各個人の苦手分野の抽出を行い、今後の業務、苦手分野の克服の一助とするために試験と解説を行いました

尚、コロナウイルス感染拡大を受けて毎年集合して行っていた研修をオンラインという形で実施をしました。
 

8月8日:緊急対応についての研修会(事務・クラーク合同)

オンライン会議システムを使い、既存の『患者急変時の対応マニュアル』の確認を行いました。
実際に救急カートの中身や、患者急変時に必要な物品を各施設毎でロールプレイング形式で準備してもらったり、各施設工夫している点などをディスカッションしあえたことに研修の意義を感じました。今後は今回の研修で学んだことを自施設でオリジナルの『患者急変時の対応マニュアル』の作成につなげていきたいと考えています。

 

8月22日:クラーク(診療補助)の確認テスト

クラークの役割として、医師の診察におけるカルテの代行入力や、処置や処方などのコストなどの代行入力が業務として挙げられます。
クラークに必要不可欠な知識(診療報酬算定に関わる知識)を再確認すること、各個人、施設別での苦手分野の抽出を行うことで今後の診療補助業務を円滑に行うためにテストとテストに関する解説を行いました。
業務後に100問もの試験に回答をしていただいた各施設クラークのスタッフに感謝を申し上げます。
また、研修の後半には、当院の肩関節専門医『平田正純医師』よりお話をいただきそれぞれが考える『なりたいクラーク』のビジョンを考える良い時間をいただきました。


今回の研修で感じたことはオンライン会議システムという媒体を使うことの難しさを感じました。一人一人のスタッフと対面をしていないのでいまいち反応が掴めず、講師の伝えたいことがちゃんと伝わっているのか不安になる部分も多々ありましたが、今回の研修を通してクラークスタッフ一人一人が業務に対して深い理解を持ってもらう良い機会となり、今後の業務に取り組んでいただけらと思います。


AR-Ex尾山台整形外科  外来クラーク 小林由弥