全国のスポーツジムが営業自粛となり、リハビリを実施している当グループも適切な安全対策実施を指導。
アレックスの安全対策 ーCOVID19対策を中心としてー
オミクロン株感染拡大状況下での受診について~当院における感染対策~
当グループで従事する職員は、全員が医療用マスクの常時着用および処置ごと(一定時間おき)に手指消毒の実施・徹底をしております。そのため、どのような状況下でもご受診いただく患者様が当職員との接触において濃厚接触者に認定される状態とならないよう万全の対策でご対応しております。ご理解の上、安心してご受診くださいますようお願い致します。
AR-Ex安全対策委員会ホームページ公開の目的
AR-Ex medical Groupでは新型コロナCOVID19以前より安全対策に特に力を入れておりグループ内に設置した『安全対策委員会』を筆頭に、各クリニックの患者さんの治療を安全に施行する対策をAR-Ex誕生当初よりに更新してきました。
今回新型コロナCOVID-19の感染拡大により、残念なことですが当グループでも職員に感染者が発生しました。当院はこれまでの『安全対策委員会』の各クリニックに対する指導、対策によってこの職員からクラスターの発生や患者さんそして他スタッフへの感染は一例もありませんでした。しかしこのスタッフの感染を重視して更なる安全対策への挑戦を行う決意をしました。その上でこの活動をグループ外にも発信・報告をして患者さんに少しでも安心して受診をして頂きたいと思います。また患者さんから更なる安全対策へのご意見やご指導を頂く事にしました。
COVID19に対するAR-Ex Medical Groupの取り組みについて
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2020年
3月2日 -
3月13日
『緊急事態宣言』の可能性が高くなってきたため、より早く緊急事態宣言発令下でのグループの対応策を策定。並行し、委員会により各施設内に『手洗いの方法』ポスターの掲示・コンタクトポイントのこまめな清掃の再指導、個人防護具の正しい着脱法を指導と、そのチェックを開始。そして、各施設のその他の感染対策を確認。
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4月1日
入院・手術施設のあるクリニックは手術基準の厳格化および面会制限。
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4月6日
いよいよ『緊急事態宣言』発令。より一層の感染対策を指導。
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4月13日
各施設で受付シールドを設置したりスタッフはマスクだけでなくゴーグルの着用。そして職員自身の毎朝の検温と体調チェックを開始。また患者さんには来院時の体温測定、血圧計や雑誌、ウォーターサーバーなど共有して使用する物の撤去を行いました。
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4月22日
グループブログに専用ブログを作成しCOVID-19の情報共有を開始。まずは『濃厚接触者』の定義が変更されたことについて発信。
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4月28日
アレックスで実施している安全対策を可視化し、グルプの全スタッフで共有できるようプレゼン資料を作成し掲載。資料には①患者さんへの安全対策、②職員の安全対策、③環境への安全対策の3つに分けて掲載。
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5月1日
GW時の、医療人としての過ごし方『医療人としてのStay Home!』で注意喚起。そして厚労省発表の『人と接触を8割減らす、10のポイント』の共有
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5月11日
患者さんの受診制限基準の改定。職員の職場での過ごし方について。
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5月28日
さいたま整形外科クリニックでの感染者発生を受け、再度正しい知識を共有し、患者さんも職員も安全であるための勉強会を開催。
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5月30日
新型コロナウイルスに有効な消毒剤について、界面活性剤の有効性が認められた情報の周知。
『安全対策委員会』の構成メンバーについて
『安全対策委員会』の歴史
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2012年12月
法人組織として『医療安全管理委員会(医療安全対策委員会・感染対策委員会・個人情報管理委員会)』発足
ヒヤリハット報告書制度の制定と収集を開始。それまで各施設単位で実施していた安全対策を、法人全体で組織化し実施することでデータを集め、警鐘事象やその対策を共有することで、法人全体の安全文化の醸成を目指す。
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2014年12月
個人情報管理法の改定が予定される
医療機関として個人情報保護の重要性の高まりを受け医療安全管理委員会に「個人情報管理委員会」を発足し、より一層の医療安全管理に取り組む体制を構築。
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2020年
定例・臨時会議の開催
現在まで各委員会は毎月の定例会議に加え、コロナ禍にあってはその対策のため臨時で委員会を開催し、最新の知見の情報共有をしながら対策を立て、各施設への周知を行っている。
『安全対策委員会』の決定による今までの改善点について
*職員のサージカルマスクおよびゴーグルまたはフェイスシールドの着用
*トイレに正しい手洗い方法の写真を掲示、エアータオルの使用中止
*来院患者様の体温測定の徹底
*職員の毎朝の体温測定と体調チェック
*1患者様の診察や治療毎の消毒の徹底
*ソーシャルディスタンス確保のため待合の椅子の間引きやリハビリ治療台の間引き、レイアウト変更
*雑誌、ウォーターサーバーの撤去
*受付カウンターに透明パーテーションやビニールカーテンの設置
これからのアレックスの安全対策への挑戦
*これからも正確な情報の公開を行い、誠意をもって対応します。
*当グループの取り組みについても公開し、患者さん自身にチェックをしてもらいます。
感染予防は、職員だけでは完結出来ず、患者様のご協力が必要不可欠です。残念なことに、今回当グループで新型コロナ感染者が発生してしまいました。 幸いなことに濃厚接触者はおりませんでしたので、患者様へも告知の義務はありませんが、敢えてご報告することで、当グループの取り組みが正しかったことをご理解いただき、 またさらに安全な診療を患者様とともに実施できるよう最新の情報を取り入れながら、誠実に取り組んでいきたいと思います。