バレエ・新体操班 勉強会 『筋膜ライン利用した評価方法~バンキーテスト~』

開催日:2016年7月2日(土)

場所 :明大前整形外科クリニック

講師 :鈴木 健大 先生

[参加者]
BCF :鈴木健大アスレティックトレーナー
佐久平:秋篠薫アスレティックトレーナー
都立大:田中佑奈 理学療法士、山田亮治 アスレティックトレーナー
明大前:松崎忠将 柔道整復師、上野令良 理学療法士、金子智明 柔道整復師
尾山台:先生紗知子 理学療法士、日高宏一郎 理学療法士

『筋膜ライン利用した評価方法~バンキーテスト~』について勉強しました。
このバンキーテストは鈴木先生が新体操の選手を診る際に使っている体幹評価のテストです。

バンキーテストはWittら (2009)が提唱している
アナトミートレイン理論に基づき、筋膜ラインの評価方法であると文献報告されています。

*アナトミートレインとは 

 トーマス・マイヤー氏によって1990年頃に発案されました。体全体は筋肉を覆う「筋膜」によって繋がっており、大きく「7つのライン」に分けられており、全ての動きは筋膜で繋がっていると考えられてます。

 新体操選手では背側を使うバンキーテストでは問題ないが、腹側を使うバンキーテスト行うと不良例が多く、新体操の競技特性の問題もあると鈴木先生は仰っておりました。

 体幹を客観的に評価する方法が少ない中で、このような方法は一つの評価方法として有用だと思いました。また、スポーツ種目によってバンキーテスト結果の違いがあるのか調査をし、スポーツ選手に対するトレーニングの参考となるような調査を今後行っていきたいと思います。

(文責 山田 亮治)