2020年度診療報酬改定研修会

研修参加報告:
2020年度診療報酬改定研修会

 
報告者:都立大整形外科クリニック 事務 上村由希恵
期日:2020年3月16日㈪
名称:eラーニング 2020年度診療報酬改定研修会
場所:eラーニングのため自宅で受講
研修目的:2020年4月に行われる診療報酬改定に向けて、改定内容について概要および解釈を学ぶ
 
【研修内容】
*2020年診療報酬改定概要
改定率 +0.55%
Ⅰ 医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進
Ⅱ 患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現
Ⅲ 医療機能の分化・強化、連携と地域包括ケアシステムの推進
Ⅳ 効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上
 
⇒医師等の長時間労働を是正するため医師事務作業補助者を活用
⇒かかりつけ医を持ち、地域と連携し在宅医療の推奨
⇒後発品使用の推奨
 
【研修を受けて:所感】
今回の改定は医師やコメディカルの働き方改革が強く感じられました。当法人では以前よりクラーク制度を導入しており、医師の業務軽減対策を図ってきました。
これまでは費用の関係で多くの配置が困難でしたが、有床診療所である尾山台は今後医師事務作業補助体制加算が算定できることになり、医師事務作業補助者を積極的に配置することで、
更なる医師の業務軽減が行えるのではないかと感じました。
また、コメディカルにおいても業務の効率化・合理化が掲げられています。書類の記載など簡素化されることに患者様対応へ時間を充てられるため非常に良い改定内容と感じました。
そして、今後は法人内のみではなく、近隣の病院、薬局との連携が求められています。
患者様が住み慣れた地域で生涯暮らしやすい環境を作れるよう、次回2年後の改定までにシステムの構築を目指したいと思いました。