医療法人アレックス法人内理学療法士全体実技研修開催報告
開催日・会場
東京部門2019年07月28日(日) 尾山台整形外科
長野部門2019年8月25日(日) 佐久平整形外科クリニック
講師:朝重信吾 理学療法士 (脊椎クリニック)
多田智顕 理学療法士 (さいたま整形外科クリニック)
今回、法人内mp理学療法士を対象とした実技研修会を東京部門、長野部門に分けて開催致しました。
当法人は腰痛や頚部痛などを訴える脊椎疾患に対し、専門性が高い医療を行う施設として脊椎クリニックを有しています。
脊椎クリニックでは学会発表や研修会参加などから日々最新の治療方法について研鑽しています。
今回その脊椎クリニックのリハビリテーションで取り入れている腰椎疾患への理学療法コンセプト・プログラムを伝えることを目的に実技研修会を開催しました。
脊椎クリニックでは、当法人に臨床指導に来て頂いている森ノ宮医療大学 工藤慎太郎先生、桐蔭横浜大学 成田崇矢先生にご指導頂きながら今回の理学療法プログラムを作成し臨床に取り入れ、多くの腰痛に悩む患者さんへの治療に臨んでいます。
内容を少し紹介すると、理学療法士は様々な検査(問診・運動検査・疼痛誘発検査・疼痛除去テストなど)を実施して、痛みに関係する機能的に問題がある組織を判断します。
その後に、問題がある組織に影響する身体機能を検査(筋力検査・筋長検査・関節可動域検査など)から判断していきます。
そのような過程を経て腰痛に関係する問題の全体像を把握し、必要な治療を患者さんと共同して決定していくような方法です。
今回、全体研修会を開催して法人内で共通の考え方で腰痛への治療に臨むことができるようになりました。
法人内の各施設に来院される腰痛に悩む患者さんにより有効な、より質の高い治療を提供できるように理学療法士全員で日々研鑽していきます。