再発予防への挑戦

■全体の協調性

  治療部分と全体的な問題も意識しています。

■個別プログラム

  11人に合わせた運動プログラムの作成。

■予防的観点

  再発予防へのアドバイスをしています。

PCCでは、治療部分の運動機能回復とともに全身の協調性を高めるコンディショニングを行います。

最初に、関節の動く範囲、筋力、協調性などの改善による再発防止、怪我のしにくい身体づくりを念頭に置いたメディカルチェックが行われます。

その結果から知識と経験のあるトレーナーが一人一人に合わせた運動プログラムを作成します。
作成に際しては、患者さんが「楽しく行うこと」もとても大切だと考えでいます。運動プログラムは、どのような運動を、どのくらいの負荷をかけ、どのくらいの時間行うかを、回復状態をみながら件成・更新していきます。その際、運動療法の目的を理解し、正しい方法で継続して実施できるような工夫・配慮が重要であると考えています。

治療部分の運動機能回復とともに、有酸素運動、適度な筋力トレーニング、ストレッチにより左右均等に全身を使う持久的全身運動も重要です。

全身バランスなどから、患者さんの動きの癖、機能が低下している部分なども確認し、今後のトレーニング方針、個々の状態に適した動かし方のアドバイスも行っています。コンディショニング前後のストレッチも大切です。運動前に全身の筋肉を伸ばし、関節を柔軟にすることで血行を促進し、体温も上昇し、効果的な運動が素早く行えます。運動後は、緊張し筋肉の疲労を和らげ、回復を早めます。