2017年11月3日・4日に、東京コンファレンスセンター品川で行われた「第25回日本腰痛学会」に参加してきました。

当グループからは3演題発表しました。

アレックス脊椎クリニック　吉原 潔 院長

「慢性腰痛症に対するデキュロキセチンの使用経験」

「トラマドール製剤の副作用軽減への試み」の2演題

脊椎クリニック　勝又 哲 理学療法士

「当院の腰痛症患者への理学療法の効果～他院との比較を含めて～」

 

学会では、骨粗鬆症・サルコペニア・運動療法・脊椎の手術・高齢やアスリートまでの腰痛などの研究報告がありました。

その中で本学会で「腰椎分離症」について学んだため下記にまとめました。

腰椎分離症は、成長期にジャンプ動作や、腰の捻りと伸ばすことが組み合わさった動作で、腰椎後方部分に亀裂が入って起こります。

今回の学会で腰椎分離症の発表があり、スポーツ競技によって負荷の加わる腰椎の位置に違いがあるとの報告がありました。

その中で、オーバヘッドスポーツ(野球・バトミントン等)は片側腰椎の分離を生じ、両側腰椎の分離は走るスポーツ(サッカー・陸上等)と関係があることを学びました。

今学会では多くの腰痛に対する意見を聞くことができたため、今後も患者様により良い治療を提供できるよう、励んでいこうと思います。