19期クラーク職能研修の報告

日時:第1回目:2021年7月21日(水)
第2回目:2021年8月7日(土)
場所:各クリニック(オンラインで参加)
参加者:当法人クラークスタッフ
 
【目的】
・AR-Exでは各施設から尾山台に手術患者を送っているが、尾山台は整形外科単科のため、既往歴によっては確認が必要なものや、難しいものがある。手術コーディネートをするクラークは疾患に関する知識も必要な為、上田整形外科内科の梁医師から内科疾患について学び、既往歴等の確認に役立てる事、手術業務を円滑に行えるようになることを目的とする。
 
・入職3年目以降のスタッフがリーダーとなりグループごと資料作成し、勉強を実施してもらい、リーダー育成の場とすることと、次年度のクラークグレーディングテストの対策を行う。
 
【研修内容】
7月21日(水)
・梁医師による内科疾患に関する詳細と術前検査内容とその必要性について
 
8月7日(土)
・入職3年目を中心にリーダーを立て、グループ分けを行い、手術術前中止薬や既往、採血、培養検査、ブロック注射と急変時の対応、療報酬算定マニュアルルールについてA~Dグループに分から勉強会資料を作成、中間発表を行った。
 
新型コロナウイルス流行に伴い今年度もオンラインでの開催となりました。
手術を安心、安全に行うためにもコロナ対策だけでなく、既往歴の確認、術前検査は非常に重要となってきます。4月から新たに入職された内科の梁先生よりクラーク向けに既往歴や術前検査の必要性等分かりやすく説明して頂き、整形外科疾患だけでなく、内科疾患に関する理解を深める重要性を学ぶ事が出来ました。
2日目はそれぞれの課題に関してグループワークを進め中間発表の場としました。
施設間を超えたメンバーでコミュニケーションを取ることの難しさや内容に関しても課題はまだまだありますが、今後もディスカッションを行いよりより資料作成と、リーダーの育成を行っていきたいと思っております。