2021年 AR-Ex看護師職能研修会

 
日時:2021年6月27日(日) 8:45~17:30
担当:AR-Ex尾山台整形外科病棟 
 
「第21回日本運動器看護学会学術集会」にAR-Ex看護師一同
各施設、自宅からオンラインシステムを用いて参加致しました。
今回のテーマはオリンピックへの関心も高まる今にふさわしく、
「スポーツ活動と看護」です。
医師や看護師、理学療法士、金メダリストの元体操選手まで
幅広い分野で活躍されている方々から貴重なご講演を頂き
「スポーツ活動をする人」を対象者とする「運動器看護」について
より知識を深め、考える良い機会となりました。
 
本学会では、スポーツで受傷した患者様と多く関わりのある
AR-Ex尾山台整形外科の看護師2名が発表を行いました。

外来、手術室看護師でアスレティックトレーナーとしても活動する太田史章が
実践報告として「看護師によるスポーツ現場活動の実際」についての発表を行いました。


病棟看護師の石田萌子が一般演題にて
「前十字靭帯再建術後患者の疼痛に影響を与える因子の調査」についての発表を行いました。


当院では、手術が決定してから、外来、入院手術、術後のリハビリまで
治療に対する不安を抱える患者様に対し、疾患や術式、1人1人の生活様式に合わせた指導や
苦痛因子の軽減に努めております。
入院や退院後の生活のイメージがつかない、不安がある場合など
いつでも医師や看護師、担当理学療法士へご相談ください。
 
今回の学会を通じ、スポーツ活動をする人を支える看護として
患者様の背景を理解し、治療やリハビリ活動への意欲を維持できるよう、
安全でより早い回復へ繋げる支援をしていくことの重要性を改めて実感しました。
 
今回の学びを臨床へ活かし、今後もスポーツに関わる看護師としての専門性を高め
よりよい看護を提供できるよう尽力していきます。


 
報告者 尾山台整形外科 病棟看護師 木内理乃