点数改定および個別指導対策講習会 参加報告

日時:平成29年11月14日(火)19:30~21:30

場所:木曽路 碑文谷店

主催:東京保険医協会 目黒支部

参加者:都立大整形外科クリニック 事務 小山恵理子・上村由希恵・岩田宏美

講習内容:

①新点数改定の最新情報

②個別指導対策の最新情報と支払基金改革の動向について

目的:

①2018年4月に診療報酬の改定が実施されるため、いち早く情報を入手し改定に備える。

②個別指導対策のポイントを学び、今後行われる尾山台の再指導および脊椎の新規指導に対する情報提供を行う。

③支払基金改革の動向を学び、レセプト査定対策を行う。

感想:

今回の診療報酬改定は6年に一度の診療報酬および介護報酬の同時改定であり、団塊世代が全員後期高齢者を迎える2025年問題を見据えて「地域包括ケアシステム」を構築するための重要な節目であります。医療・介護の役割分担と連携が必要であり、連携不足により患者様にとって必要な医療が途切れることがないようシステムの構築をしていきたいと思います。

また今後、診療報酬の審査の90%以上がコンピュータチェックになるとのことで、今まで以上に厳しい審査になることが予測されます。今までのようにこの薬が出たからこの病名を付けるという杓子定規な応対ではなく、その患者様に合ったコメントや症状詳記など診察時のカルテをしっかりと読み取り、審査の方がカルテなしでも診療内容が読み取れるようなレセプト作りを目指していきたいと思います。