【第30回日本整形外科超音波学会参加報告】

2018年7月7日から8日にかけて、山形市の国際ホテルで
第30回日本整形外科超音波学会が開催され、当法人から5つの演題(主題2演題・一般口演3演題)を発表致しました。


 
長野整形外科クリニック
小山晴樹柔道整復師
主題 リハビリでの超音波の有用性 上肢
「腱板断裂肩における夜間痛の定量的評価〜前上腕回旋動脈の血流が保存療法で改善した一症例〜」


AR-Ex尾山台整形外科
青柳努理学療法士
主題 リハビリでの超音波の有用性 下肢
「慢性足関節不安定症における距骨下関節の可動性と自覚的足部不安定性との関連」


都立大整形外科クリニック
小尾尚貴理学療法士
一般口演 「超音波診断装置を用いた肩関節下垂位外旋動作時の上腕骨小結節の前方移動量〜健常者と肩関節脱臼症例の比較〜」


佐久平整形外科クリニック
相良繭子理学療法士
一般口演「超音波検査装置を用いたMedial tibial stress syndrome疼痛要因筋群の検討」


上田整形外科内科
安田達哉理学療法士
一般口演「立位前屈時の腰部多裂筋厚の変化」


今回も多くの意見や質問をいただくことができ、課題も多く見つかりました。
特により基礎的な研究については、どのような検討項目を加えればより臨床場面で有用なものになり得るのか、またより臨床的な研究を行ったスタッフにとっては、研究としての質をあげるためには今後どのように改善していかなければならないのか、考えさせられる機会になったと感じます。
今回の研究をよりよいものにし、日々の臨床に還元できるよう努力を重ねてまいります。