2020年 看護師職能研修会 ~COVID19対策&患者情報収集~

日時:2020年8月22日(土) 14:00~17:00
場所:各施設オンライン会議システム
主催:AR-Ex尾山台整形外科手術室

AR-Exでは毎年看護職能研修会が行われていますが、今回のテーマは「COVID19第2波・第3波への対応」「クラーク業務向上につながる知識の伝達」という日々の業務に直結するテーマ2部構成で行いました。
法人内の常勤看護師15名(本部2名、佐久平1名、上田1名、長野1名、尾山台10名)が各クリニックからオンライン会議システムを用いて参加。
研修担当看護師が現場調査や各委員会や部門から情報収集を行い、WEBでも活発なディスカッションが行えるような研修の構成を話し合いました。
 

第1部 「COVID19第2波・第3波への対応」
AR-Ex尾山台整形外科で現在実施している各部署(外来・病棟・手術室)のCOVID19対策の紹介、手術対象患者に実施しているPCR検査の検体採取の体験談、手術・PCR検体採取時のPPEコスト説明などを講義しました。そして、もし職員に陽性者が発生したら、について対応方法のシミュレーションもディスカッションで行いました。これらを踏まえたうえで、今後も同様にさらに専門職としての自覚と自信を持ちながら感染対策を継続していくことを共有しました。
 
第2部 「クラーク業務向上につながる知識の伝達」
外来クラーク業務では手術決定患者の情報収集も行っていますが、その情報収集のポイント、既往歴聴取のポイント、疾患別聴取のポイント、アレルギー聴取のポイントについて講義しました。
そして、患者についての例題を提示し、情報から考えられる既往や疾患・治療内容などを導き出すディスカッションを行いました。






今回、看護部では初の全施設オンライン研修会となりました。うまく伝わるか・議論はできるか・時間配分は…など主催する側の不安もありましたが、研修後には「知っているようで知らないことに気が付いた」「看護師として様々なことを共有できた」など前向きな感想が聞かれました。看護師として同じ方向性も得られたので、また今日からの業務につなげていきたいと思います。
 
AR-Ex尾山台整形外科 手術室 大谷