第6回アレックス整形外科Webinar
2021年7月31日に法人内で勉強会が開催されました。
今回の講師は春日井整形外科リハビリテーション科の水谷 仁一先生(理学療法士)をお迎えし
『体外衝撃波の臨床での活用方法とその可能性』をテーマにご講演いただきました。
体外衝撃波治療は骨腱付着部疾患対する治療方法として新たな治療手段として期待されています。
体外衝撃波治療機器は日本では2008年に医療機器として承認が下り、
2012年より『難治性足底腱膜炎』に対して保険収載が認められました。
世界的にも骨腱付着部疾患や疲労骨折、骨壊死といった疾患に対する治療の報告もされています。
今回講師をしていただきました水谷仁一先生は体外衝撃波に関連する学会においても講師としてご講演されている先生であり、
この分野のトップランナーの1人です。
今回の講演では体外衝撃波治療についての下記の内容について詳細にご講演していただきました。
春日井整形外科では体外衝撃波治療の実施前の事前評価を行っています。
講演の中でも水谷先生が仰っていたのは、体外衝撃波治療を行う前には、
①画像(MRIやレントゲン)で照射部位の確認
②疼痛部位の確認、
この2点が体外衝撃波治療を行う上で非常に重要だとお聞きし、すぐにでも臨床で活用していきたいと思いました。
詳細な理学評価をもとに体外衝撃波治療を行うことはポイントにだと思いました。
今回の講演で学んだことを臨床で活かせるように精進してまいります。
都立大整形外科クリニック
小尾 尚貴