拡散型圧力波治療研修会

医療法人AR-Exには7施設に拡散型圧力波治療器を導入しています。
各施設に1名治療を行えるスタッフを配置しています。
そのスタッフを対象に拡散型圧力波治療の研修会を開催しました。
 
日時:2024年8月18日(日)9:00~12:00
場所:アレックス脊椎クリニック
内容:拡散型圧力波治療の照射方法の再確認
   拡散型圧力波治療前の事前評価の再確認
   超音波画像診断装置での照射部位の抽出方法の再確認
対象:医療法人AR-Exの体外衝撃波班スタッフ


 

研修内容紹介

研修を開催した経緯を説明させていただきます.
医療法人AR-Exでは,拡散型圧力波治療を各施設で行っています.
治療の効果として,
①  自由神経終末の変性による除痛
②  コラーゲン産生の促進
③  抗炎症サイトカインの促進
などがあげられ,早期に除痛効果の認める治療です.
しかし,治療中・治療後にリスクが生じることがあります.
このリスクを起こさないためにも,各施設のスタッフが集まって共通認識を持つことが重要だと考え開催しました.
疾患に対して,照射方法の確認(照射する時のハンドピースの角度,トランスミッターと皮膚との当て方,立ち位置)を学びました.
また,疾患に対して照射する時の当てる強さ(Bar),当てる速度(Hz),照射数(Shock)はどの値で行っているのかを
各施設のスタッフが意見交換を行いました.
当法人の小林久文部長からは,超音波画像診断装置を使用して病変部位以外の照射を丁寧にご教授いただきました.






この研修を通して各施設スタッフ一同,拡散型圧力波治療の知識の共通認識をもつことができました.
今回の研修で得たことを活かして,患者さんに還元できるように日々研鑽してまいります.
 
上田整形外科内科
理学療法士 黒岩海斗