肘内側の痛みに対しPRPと拡散型圧力波を行った症例

肘内側の痛みに対しPRPと拡散型圧力波を行った症例

症例紹介
ゴルフやテニスを趣味とする50歳の男性です。
初診の1ヶ月程前から、徐々に肘内側の痛みを感じ始めました。
インターネットなどで体外衝撃波の治療を調べ、
適応であるかの判断や、他にも治療法があるのかを相談したいとのことで
当院来院されました。
MRIを撮像し、関節内の症状はなく、腱の炎症があり、
体外衝撃波やPRPの治療法を提案したところ、
PRPをご希望されたため、当法人で3回ほど腱の付着部にPRPを実施しました。
初診時と比較し、痛みは軽減したものの、残存していたため拡散型圧力波の治療を開始しました。
画像所見

レントゲンでは明らかな骨棘は認めません

MRIでは屈筋腱の付着部に高信号を認めます。
治療内容
PRP+リハビリ ✕3回
拡散型圧力波  ✕6回

写真
まとめ
3回のPRPで痛みの強度(10が一番痛い)9/10→5/10へ改善し、
拡散型圧力波6回の施行でNRSが0.9/10へ改善しました。
治療期間は初診時から5ヶ月程度です。

※PRPと拡散型圧力波の効果を比較するものではありません。
※治療効果には個人差があります。
※必ずしもどちらの治療法も行わなければならいという決まりはありません。
 あくまでも治療方法の一例です。
かかった費用
MRIで6500円
PRP1回55000円(保険診療適応外) ✕3回
衝撃波治療予約料11000円 ✕6回
合計237500円
※別途で診察、リハビリ、処方箋料がかかります。
※保険診療時は3割負担での計算です。
※PRPは1回55000円となり、約2周間の間は自費診療の扱いとなります。
 55000円は約2周間の間に診察、処置、3回までのリハビリを含んだ料金となります。