バレーボールのレシーブ、ジャンプ時に疼痛が出現する症例

基本情報

年齢/性別:15歳/女性
中学生
主訴:ランジ動作やジャンプ時に膝前面に痛みが走る
 

現病歴

2019/4月末に練習量が増えたためか痛みが出現した。
痛みありながらプレーしていたが一向に痛みが減らないため当院受診しリハビリ開始となった。
リハビリ数回施行したが痛みが変わらず体外衝撃波治療を施行した。

画像所見

レントゲン画像


レントゲン上では明らかな異常所見なし
MRI画像


膝蓋靭帯に輝度変化を認める
 

まとめ

この症例は部活でバレーボールをしている症例です。
バレーボールのレシーブ時やジャンプ時に痛みが出るため受診しました。
痛みの程度としては10段階で痛みを表し、10が1番痛みが強いとすると初診時は7.7/10でした。体外衝撃波を施行し痛みが0.9/10まで軽減しました。
翌週再度来院していただいた際の痛みは3.7/10でした。2回目の体外衝撃波施行後には0.5/10に痛みが減少しました。
2週間後に来ていただいた際は2.1/10でした。3回目の体外衝撃波施行後には0.3/10に軽減しました。
痛みがほとんど消失しバレーボールも問題なくプレーできるため体外衝撃波治療、リハビリともに終了となりました。
 

かかった費用

MRI費用:約6,000円
予約料:5,000円×3回
合計:26,550円
※その他リハビリの代金がかかっています