インソールを使用しても治らなかった足底腱膜炎
バレーボールをして足底腱膜炎になった症例
症例紹介
50歳代女性で、バレーボールの練習をしていたら、疼痛が出現し、以後、起床時にも痛くなり、日常生活上にも影響が出てしまいました。
ご自身持参のインソールを使用しても疼痛軽減には至らなかった症例です。
別の部位のリハビリで当法人の明大前整形外科クリニックに通っていたので、リハビリ加療と共に体外衝撃波治療を開始しました。
画像所見
特にレントゲンでは異常はみられません。
MRIでは足底腱膜の腫れとその周囲の炎症がみられます。
超音波でも足底腱膜の腫れがみられます。
治療内容
リハビリテーション(期間:2か月)足首のストレッチ、踵上げトレーニング(片足)
足の指のトレーニング、バランストレーニング
→足首の可動域が悪いと足底腱膜に伸張されるストレスがかかりやすくなります。また、足首や足の指の筋力が低下しても、足底腱膜に負担がかかります。また、バランス不良があると足底腱膜が伸張されやすくなるので、スポーツやる方にはバランストレーニングも実施しています。
体外衝撃波治療
拡散型-計4回(週1回)痛みの強さ-1回目:5.2/10 2回目:4.5/10
3回目:3.8/10 4回目:0.2/10
医師より疼痛部位にマーキングをしてもらい、その部位に照射します。
費用
MRI:6500円体外衝撃波治療:44,000円(1回:11,000円)
合計:50,500円
*別途:診察料、リハビリテーション料
まとめ
インソールを使用しても改善しなかった患者様ですが、体外衝撃波治療を行うことで改善できたケースです。
インソールやテーピングを使っても治らない方は、
是非、体外衝撃波治療をお試しください。